ペルケ式トランス出力AKI DAC

   

前回はハイレゾ96kHz/24bitとCD相当44.1kHz/16bitの音質比較をしてみました。

bit数に依存するSNRの高さが、ノイズを減らして音を良くしているのだという感想を持ちました。

その過程でDC Amp.BizのDAC-MP1(ES9018)の全くノイズ感がない音質の美しさにも感動しました。


DSCN0895.JPGノイズといえばペルケ式トランス出力AKI DACの個性的な音質も美しいものがあります。

AKI DACとは秋葉原の秋月電子で1700円で販売している PCM2704のUSB-DACキットです。

これの出力電圧不足とローパスフィルター対策としてペルケ氏がフィルター回路とタムラのマッチングトランスを付け加えたUSB-DACです。


タムラのマッチングトランスは高価で一個7000円ぐらいします。

オークションで中古を入手するか秋葉原のノグチトランスで入手できます。

ノグチトランスのホームページではホーム :: マッチングトランス :: 「ぺるけ」さんのUSB−DAC使用トランス抜粋 :: として掲示されています。


今みたら新たに追加されていたトランスがありました。

「究極番外編」FM-600-10kCTです。

ナノ結晶軟磁性コア使用(ファインメットコア)のトランスで36,200円/個もします。

これは一度その音を聴いてみたいものです。


私が使用しているのはTK-171です。

これを2個出力側につけて出力信号の昇圧とノイズカットをするものです。

この音質はすばらしいものがあります。

ノイズ感全くありません。

暖かくて少し太めの音が個性的と思わせます。

このUSB-DACはケース込みで総額18,000円ほどになりますが、その価格以上の高音質であることは聴けば納得するでしょう。


ハイレゾとCDの比較試聴の後で、遊び半分でこのペルケ式AKI DACで 宇多田ヒカルのWait&See リスクをヘッドホンで聴きました。

暖かく太目の音で、ノイズ感がなく前回聞いた3機種に劣るところありません。

細かい音も落ちがなくすべて拾ってきます、バックコーラス員の個々の歌声の分離はむしろ一番優れているのではないかと思いました。


いろいろ他の楽曲も次々と聴くことになりましたが、期待を裏切らないものでした。

これは44.1kHz/16bitファイルを再生したときの話です。

ハイレゾ96kHz/24bitを再生すると44.1kHz/16bitファイルより音は汚くなります。

PCM2704は96kHz/24bitは44.1kHz/16bitにダウンサイジングして再生するからでしょう。


ペルケ式トランス出力AKI DACはハイレゾを再生するDACではないのです。

しかし、44.1kHz/16bitファイルを再生させる高級機以上の高音質なのです。

トランス式にもかかわらずノイズ対策の成果なのか超低域の再生能力もすごいです。

ポアタンとヘッドホンの性能があがるほど高音質を再生するUSB-DACです。

そのポアタンですが、低ノイズで再認識させられたのがありました。

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