差動単段アンプ製作のきっかけ

      2016/04/25

真空管差動単段アンプは2005年4月号のラジオ技術に池田さんの製作記事があります。

信号ルートにコンデンサーが入っていないのと回路が簡単なのが気に入りました。
回路図だけで真空管アンプを組み立てたことはなかったので仕事にかまけて5年間は願望だけの期間でした。
(2016年現在書きホームページに完成写真は掲示されていますが、回路図はありませんでした。
http://www.geocities.jp/seychelle_7/line/line.html)


ある日偶然にみつけた「情熱の真空管のホームページ」で差動アンプの製作意欲を刺激されました。
真空管アンプの製作記事はシングル、プッシュブルがほとんどです。
その中で差動アンプは新鮮な感じがしました。

ホームページでこの本の出版を知りました、西村哲書の「情熱の真空管アンプ」です。
この本は差動アンプの原理と製作方法を中心にアンプを知らない人にやさしく教えてくれるものでした。
本は私のように初心者に毛の生えたような人間にはぴったりの本でした。

真空管アンプの解説は具体的で真空管アンプを作るプロセスを通じて詳細な説明が展開されています。
オーディオ電子回路技術の基礎知識から、真空管回路動作や部品の基本、実装技術までが解説されています。
差動アンプは真空管が終焉を迎えたころに生まれた技術だということも知りました。

それから無線と実験の金田式アンプの回路をみると差動回路が随所にでてくることに気がつきました。
大変音の良いアンプの予感がしてきました。
そこで、最も回路が簡単と思った6DJ8差動単段式アンプの製作にとりかかることにしました。

真空管アンプは実態配線図で組み立てた6BM8シングルプチアンプの経験だけしかありません。
回路図を改めてみると部品の記号ぐらいは解読できました。
電源回路は良く見る両波整流ではありませんでした。
片波整流とかいうものです。
出力は最大0.25Wしかありませんが、私の20cmフルレンジZOO4950はDBの高能率なので問題はないでしょう。
回路図だけで真空管アンプを組み立てたことはありませんが、早速秋葉原にいって部品集めをしました。

写真のように完成品はアンプの前面にスピーカー端子が来てしまったのがご愛敬です。
電源も大きくなってしまったので下半身太りの真空管アンプになりました。

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