6N1P-EB差動単段アンプ

      2016/04/25

ヤフオクで落札した真空管ですが、6N1P-EVかと思っていました。
あらためてみたらEBでした。
ソビエト軍規格の高信頼管です。
「Svetlana 6N1P ラインアンプ」という記事名で製作記事がありました。
MJ誌 2000/3月号 p17,p123~136に掲載されています。

今回製作したのは差動単段アンプです。
ヒーター電流は6DJ8のの倍の600mA必要です。
プレート電圧は倍以上の200V。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 作り始めて2台目の真空管アンプです。
電源部が大きくなり過ぎで下半身太りの真空管アンプになってしまいました。

この差動単段アンプは出力が小さいので、ボリュームなしのいつも最大出力とします。
カップリングコンデンサが無いのと回路がシンプルなところがいいですね。
能率が大きいスピーカーによる再生が必須です。
90DBは最低ほしいところです。

音量は金田式プリアンプで調節します。
フルレンジスピーカーで聴くと真空管アンプは半導体アンプに比較すると音像が立体的になります。
音のメリハリもくっきりしてきます。

6DJ8差動単段アンプ同様に思わず音楽に引きずり込まれるアンプになりました。
チェットベイカーのアルバムからマイ・ファニーバレンタインを聴きました。
彼の歌い方はマイケルフランクスのようにふわふわした歌い方の印象がありましたが、FE163バスレフ
で聴くとボーカルがくっきりと浮かび上がり、背筋に震えがはしりました。
1Wにも及ばない極小出力アンプですが、FE163の能率の高さに助けられて見事再生に成功しました。

五輪真弓の時計もいいですね。
音の明瞭度が上がっているのでしょうか、いつも聴き流している曲が耳にとまりました。
半導体アンプだとまだ歪みが聞こえてくるFE163バスレフなのですが、真空管アンプにするととても良い再生をしてくれます。

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