D-55の運命

   

大変な労力をかけて自作したD-55です。
一生使うスピーカーた思っていました。
情報量、低音、人の声のリアルさ全て気に入っていたのです。
しかし、何しろでかくて重いには閉口しました。
444w×921h×561d一部屋確実に占拠してしまいます。
重さは40kgを超えていました。
引っ越し先の和室8畳では高音が吸収されるので更に低音が充実しました。
10年間ほど使用しましたがこの間子供が中学生と小学生にまで成長しました。
妻が、子供の友達を呼ぶには新しい家が欲しいといいだしました。
それで結局家を立て替えることにしました。
いざとなると妻が保管場所をケチリだし、プレハブ小屋に保管することになったのが運のツキでした。
新居ができて、スピーカーの置き場所も決め、ブレハブ小屋にD-55を見に行って愕然としました。
FE-208スーパーのラッパがぐちゃぐちゃに壊れているのです。
無神経に運んだ作業員のせいだでしょう。
文化を理解しない信じられない人間がいるものです。
修理も考えましたが、結局大きすぎる、重いということに足を引っぱられました。
エンクロージャーは玄関脇の花ポットの台になってしまいました。
材料費だけで1台25,000円の重さ40kgのスプルース製花台です。
更に10年たって蟻に蝕まれてきた先月庭の火葬で供養しました。
もう一生あのバックロードホーンの音は聞けないでしょう。
ヘッドフォンでは聴けても迫力が違います。

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