外部電源と高周波コイルによるノイズフィルターの効果は?

   

安井章さんは無線と実験に数々の製作記事を掲載されています。

低域の再生限界を下げるには高周波ノイズ対策が重要として、数々の施策を提案し実行し成果をあげられています。

今回安井章さんの設計になる「外部電源と高周波コイルによるノイズフィルター」を製作し、その効果を検証しました。

安井章さんの方式は回路図で分かるように、パソコンのVbus電源を使わず外部から導入するものです。

さらにパソコンからのGNDからの高周波ノイズを遮断するためにコイルと抵抗をGND線に挿入したものです。

前回の柴田功さんのはノイズフィルターはパソコンのVbus電源を浄化する方式でしたが、

今回の安井章さんの方式は外部電源の導入とGND線を伝わる高周波ノイズの阻止する方式です。

 

外部電源と高周波コイルによるノイズフィルターの製作

外部電源は乾電池3本で5V電圧としました。

Vbus電源は5V±0.25です。

乾電池1本の標準電圧は1.5Vと言われていますが、実際は1.65V程度あります。

なので3本直列にすれば十分にVbus外部電源として使用できます。


古い乾電池を使うと電圧不足でパソコンに認識されなくなりますから、必ず新しい乾電池を使用します。

安井章さんのノイズ対策ケーブルはD+D-GNDは各本、Vbusは1本として、スターカッド巻きにしてシールド効果を上げています。

今回私が自作したのはとても短いケーブルなのでこのケーブル対策ははぶいて、外部電源とコイルと抵抗によるノイズ阻止対策をしています。

それでも「Vbus電源浄化方式」に比較して明らかな音質向上が確認されました。


 

外部電源と高周波コイルによるノイズフィルターの効果は?

相変わらず試聴に使うDACはToppingのD10とオペアンプLME49721を使ったヘッドホンアンプです。

私はノイズフィルターはパソコンに認識させるための手順に留意しています。

最初にノイズフィルターケーブルに通電し、パソコンに接続し最後にDACと接続します。

試聴音源は、手っ取り早く結果がわかるものということで

アンバートンのアルバムBallad&BurtonからBang Bangです。

純度高いと感じるのは先入観かもしれませんが、より音の芯が強くなっているのは明らかです。

ドラムのハイハットやベース音とピアノの音すべてがアタック感が強く楽器の分離がより明確に鮮度が高くなっています。

外部電源と高周波コイルによるノイズフィルターの効果は? まとめ

外部電源と高周波コイルによるノイズフィルターの効果は?

ToppingのD10 DACを使って「外部電源と高周波コイルによるノイズフィルター」の効果を検証しました。

独立の安井章さんの設計になるノイズフィルターの効果は明らかでした。

外部電源の導入と、GNDノイズを阻止することで、音の分離はさらに良くなり、音の鮮度が上がり、楽器の音の芯もより強く出るようになりました。

効果を明確にわからせてくれるということは

D10が優れたDACだからということも明らかになりつつありますね。

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