AL-9628Dとノイズフィルター

   


AmulechのAL-9628Dの音質は鮮度が高く、情報量も豊富で価格帯性能比は大満足でした。

音質評価項目としてはS/N比、音の芯、情報量、分解能、周波数帯域の広さなどがあげられます。

音の芯と情報量と分解能対策としては、プレイヤーとアンプの性能がそこそこになっている最近ではスピーカーの磁力が最も重要と思っていました。

スピーカもへッドフォンも磁力が強力なものを選んで使っています。

たとえばヘッドフォンは1テスラを超える磁束密度BeyerdynamicのTP70pです。

ところが最近、DACと周辺回路の機能が向上すると、音の芯が出ることに気がつきました。 

気づかせてくれたのはAmulechのAL-9628Dです。

ヘッドフォンアンプ付のDACです。

わずか15,000円でDDコンバーターをも内蔵し、SPDIF出力を取り出せます。

特に良かったのは安井章氏のノイズフィルターが使えるのです。

P5280067.JPG
いままでの私のシステムではラステームのDDコンバーターRUDD24がネックでした。

音質はそこそこなのですが、安井章氏のノイズフィルターを挿入するとパソコンが認識してくれなくて、RUDD24が使用できませんでした。

安井章氏のノイズフィルターも宝の持ち腐れだったのです。

音質が良いDACでこのフィルターの効果を検証したいと常々思っていました。

このAmulechのAL-9628Dは安井章氏のノイズフィルターをパソコンとDACの間に挿入してもパソコンが認識してくれたのです。

これは私にとってはすごいことなのです。

なぜなら、最も高額で高性能DACチップESS9018を内蔵したDAコンバーターの前に安井章氏のノイズフィルターを挿入することが可能になったからです。

パソコンが認識しないラステームのDDコンバーターRUDD24の代わりにAmulechのAL-9628DのDDコンバーター出力を利用すれば良いのです。

何しろAmulechのAL-9628Dは安くても高音質なのですから、性能に不足があるとは思えません。

AL-9628DのUSB AUDIO DSD CHIPはSavi audio社の 96kHz/32bit AUDIOコントローラーBRAVIO-X SA9027です。

AmulechのAL-9628Dは私の手持ちのすべてのDAコンバータの前にノイズフィルターを挿入することを可能にしてくれたのです。

写真のノイズフィルターですが、安井さんの設計と異なるのはコモンモードコイル以外は遊びで空芯コイルを自作して組み立てています。


まずAmulechのAL-9628Dの前に自作空芯コイルの安井章氏のノイズフィルターを挿入して試聴しました。

私が最も音楽が美しく聴こえてくる夜10時です。
1曲目は、Paris-troika Misha PiatigorskyのHotel California、ピアノトリオが奏でるとても幻想的なHotel Californiaです。

シンバルの音、ベースの音、ピアノの音すべてが官能的な響きです。

安井章氏のノイズフィルターの挿入により、静けさが増す中、音の芯が強くなったのです。

こんな美しい音は聞いたことがありません。

DSCN0752.JPGもうこれ以上の装置は必要ないのではないかと思いました。

AL-9628Dの電源はUSBバスパワー又はACアダプターの選択ができます。

ACアダプターのかわりに乾電池又はバッテリーの使用した場合の音質変化の有無も興味あるところでしたが私の耳では違いがわかりませんでした。

 - 情報