マトリックススピーカーMX-1

   

DSCN0713.JPG長岡さんのマトリックススピーカーMX-1設計は10cmフルレンジFE103 4個で構成しています。

あいにく手元に4個そろってあるのは8cmフルレンジが2種です。

●Tang Band W3-582SC

周波数特性: 100Hz~18KHz

Q: 0.64

能率:86DB


Aura NS3-193

●周波数特性: 80Hz~15KHz

Q: 0.67

能率:80DB

ネオジウムマグネット


Tang Band W3-582SCはポリプロピレンの振動板、Aura NS3-193はアルミです。

Tang Band W3-582SCの能率は6DBも高い表示です。

この二つのスピーカーの特性の違いは再生音質にどのように反映されるのでしょうか。

エンクロージャーの高さですか、原設計の10cmフルレンジMX-1は高さ27cmの13リットルです。

今回の8cmフルレンジは高さ23cmの10リットルとしました。

他の寸法は板厚やその他寸法は原設計と同様です。

詳しい寸法は「長岡鉄男のスピーカー工作 全図面集」に掲載されています。

実験的製作なので大は小をかねるという方針です。

大きすぎれば中に詰め物を入れて小さくして対応します。

比較したスピーカーはFE166バスレフとBOSE101MMです。

使用したアンプはDENONのPMA390REです。

アンプの種類には注意が必要です。

・アンバランス出力であること。

・L・Rのアースが内部で接続されていること。

・出力インピーダンスが低いこと。

などの条件があります。


最初はAura NS3-193です。振動板は白と黒の色違いですが特性は同じです。

試聴結果ですがマトリックススピーカーの特徴を見事に出してきました。


・比較した音像が見事に立体的になりました。

・ボーカルがピンポイントで定位しました。


Aura NS3-193は目が覚めるようなクリアな音です。

低域はPMA390REのBASSコントロールをマックスにして不足をカバーしました。

この状態でも音像やボーカルが劣化しないのはさすがDENONのPMA390REです。

長岡さんがマトリックススピーカMX-1の能力を 最も発揮させるアンプ と評価しただけあります。

アンルイスの六本木心中の再生ですが、音質が意図しているものと異なりました。

明るすぎて女の本性を暴きだすといところには及びませんでした。

低域も図太くはならず、マトリックススピーカーではなくてステレオスピーカーの密閉型が良く低域を再生していました。


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