Tang Band W3-582SCのマトリックス

   

Aura NS3-193によるマトリックススピーカーMX-1の再生音は立体的な音像とピンポイントに定位するボーカルが見事でした。

しかしながら低域不足と能率の低さ(80DB)がネックでした。

再生音は明るくクッキリとしているのが特徴でした。


DSCN0717.JPG今回は、同じ8cmフルレンジのTang Band W3-582SCのマトリックス再生です。

能率が86DBもあり、Aurasound NS3-193-8Aより6DBも高く、強力なマグネットによる駆動力の効果を期待できそうです。

周波数特性は100Hz~18KHzです。

前回と同じMX-1型のエンクロージャーを使います。

密閉型なので低音不足はPMA390-REのBASSブーストにより補います。


最初の試聴曲はボブジェームスのアルバム ハンズダウンからスパンキーです。

弾むようなエレキベース音が快調な曲ですが、見事に再生してきます。

BASSブーストはしていますが、前回は再生しきれました。

PMA390-REのBASSブーストはごく自然な音です。

全体的におちついたきれいな音で安心感があります。


宇多田ヒカルのオートマチックはMP3ですが、音場の広がりや奥行き感の再生に問題ありません。

MP3でもWAVEと変わらずに長岡さんのマトリックススピーカーMX-1で広い音場を再生できるのです。

私のPCオーディオは、USBインターフェースとDACの間はI2S伝送にしています。

SPDIFでも可能かはわかりません。


音が落ち着いているのでストリングは音がきれいです。

柳ジョージの本牧綺談はボーカルの迫力とバックのストリングの対比が見事です。


肝心のアンルイスの六本木心中ですが、これも良いです。

ただイメージしている再生には近づいてはいるものの今一歩です。


それでも音楽を聴くうちに音質はどんどん良くなってきました。

しばらく鳴らしこむと使えるスピーカーになるのは間違いありません。

Tang Band W3-582SCの人気の理由を垣間見た思いです。


Tang Band W3-582SC の能率86DBよりも高能率のスピーカーユニットにFOSTEX FE103ENがあります。

その能率は88DBです。

FE103ENと1DBの差しかありません。

アンルイスの六本木心中の再生には能率が高くて駆動力の強いスピーカーがよさそうです。

手持ちのFE103enは2個しかありません。

これで変則マトリックスをやってみましょう。


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