FE166enバスレフ調整

   

AmlechのアンプAL-202Hは単機能デジタルアンプです。

操作できるのはスイッチonとoffとボリュームだけです。

音質については無線と実験誌でも評価されているように価格に逆比例のアンプで良い音質です。

音質コントロール機能が無いAL-202Hでスピーカーの音質調整に取り組みました。

前回はFE166enバスレフにPSTを適用した結果、周波数特性ががらりと変わりました。
低中域が魅力的なスピーカーシステムに変身できました。

今回はAmlechのアンプAL-202HとDAC AL-9628Dを使用してヒアリング調整します。

FE166enバスレフの音質をPSTのコイルや抵抗やコンデンサの値で調整するわけです。

調整実施したのは6畳の和室でデッドな環境です。

前回のPSTの設定値はコイル9.5mH、抵抗値7.5Ωでした。

とりあえずこのまま試聴しました。

ジャズトリオなどを聴くとシンバル音が埋もれ気味です。

1μFのコンデンサーを入れて少し改善しました。

ツィーターのような再生音にはなりませんが、今回はボーカル再生に焦点を当てているのでこれでいいのです。

アンルイス、宇多田ヒカルなどを聴くとまだ高音がうるさいので、抵抗値を10Ωにして少し改善しましたがまだ不満です。

ボブジェームスのスパンキーの強烈なエレキベースも少し引っ込んでいます。

コイルを5.9mHに変更したところこれらが激変しました。

中域が張り出し、少しマイルドになりでうるささが影を潜めました。

アンルイス、宇多田ヒカルもイキイキと歌いだし、ボブ゛ジェームスのエレキベースもハガネのごとくです。

ジュリーロンドンの「イルカに乗った少年」は母親の懐にいるような懐かしい音です。

ジュリークリスティの「Angel Eye」のボーカルも魅力たっぷりです。

バドパウエルやセロニアスモンクも聴ける音です。

AKBも何を歌っているのかわかり、ボーカル表現力が大幅アップしました。


いい方向にいったのでコイル値を5.4mHにしてみました。

ボーカルやピアノ演奏で何を訴えたいのかが わかりやすくなりました。


ローカット.JPGFEシリーズの強力な駆動力がある中でのマイルド音質だから魅力があるのです。

これはシンバルの音を聴いたり、超低域を聴くよりもずっと魅力的です。

ツィーターとスーパーウーハーを追加したシステムがありますが、今の目的には不要なのです。

それよりも沢山のソフトを魅力的に再生できるスピーカーを得ることができました。

PSTも使いようで大変有益な結果となりました。
それがわかったのは三栄無線のタップ付きコイルのおかげでもあります。


BOSEのようにフルレンジをネットワークで人が好む音に調整する
方が効率的で効果的であることがわかりました。

トーンコントロール機能が付いていないアンプを使っている場合の音質調整はPSTを試してみるのも面白いですね。

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