コリャなんだスピーカー その5

   

前回製作したスパイラルホーンでは8cmフルレンジのDIY AUDIO SA/F80AMGの再生能力はかなり良いものでした。 

マグネシウム振動板の効果なのかボーカルの表現力もあり、明瞭で美しい音でした。

駆動力は十分で低域の分解能力はすばらしいものがありました。

僅かに低域のレベルが不足していたのでPSTを適用したところ低い周波数の量感が増えてバランスがとれました。

このエンクロージャーの内寸法は100×290×348で、音道長さは1800mmでした。

エンクロージャーの外形を小さくするために音道の断面積を絞ったので一番狭いところが10mm×100mmになってしまいました。

これが低音の量感を損なった可能性があります。

今回はエンクロージャーの奥行きを20mm大きくしました。

高さと幅と音道の長さは同一寸法です。

DSCN0801.JPG側板の材質も型枠材から厚さ15mmのパイン集製材に変えました。

写真の通り外観も美しくできました。

音道の仕切り材は前回と同じ5.5mmのシナ合板です。

さっそくAmlechのDAC AL-9628DとアンプAL-202Hで試聴しました。

結果として、20mm奥行きを増やしたことにより低域の量感が大幅に増えました。 

バランスが良い音楽再生をするので10曲も聴いてしまいました。 

PSTをかける必要はなくなりました。

Shaiの06 If I Ever Fall In Love はエレキペースは50Hz近くまで伸びていますが、これがしっかりとでています。

それ以下の帯域再生まではむりですが、8cmフルレンジでShaiのIf I Ever Fall In Love が鑑賞できまたのには驚きです。

もっと奥行きを伸ばすと更に改善する可能性は大ですが、シナ合板よりも大幅に強度がある薄板を入手する必要があります。

とりあえず、音楽鑑賞用として十分な音質と広い周波数特性のPC用スピーカーができたので満足することにします。

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