FE83enの低音のばす。

   

前回製作した音道長さ1.8mスパイラルホーンFE84enは失敗作でした。 

スカスカの音で聴けるものではありませんでした。

今回はほぼ同じエンクロージャー寸法ですが音道長さを伸ばして3mとりました。


DSCN0817.JPG写真のように、スパイラルホーンに共鳴管をプラスしたような構造です。

音道の最小断面は20mm×150mmです。

これで果たして低音が出るかどうかはわかりませんが、

今度だめっだたら8cmフルレンジから撤退の思いで作りました。

材質も吟味して工作精度も上げてエンクロージャーを製作しました。


前回、音道の板とした5.5シナ合板は鳴きがあったのて゜密度が高いMDFに変えました。

その5.5tのMDFの150幅カットはすべてカインズホームにお願いしました。

同じ幅にカットするのは機械ですから誤差がほとんどありません。

後はすべて自力で裁断しました。

のこぎりでカットして、かんなで微修正しました。


エンクロージャーの表裏には樹脂塗装されているコンクリート型枠合板12tを使用しました。 

この合板は繰り返し使用するので強度抜群にできていますが意外と低コストです。

サブロク合板で1500円程度です。 

しかも表面の塗装が不要です。 

DSCN0818.JPG組み立ては板が薄くて釘や木ねじが使えないので大変でした。

組み立ては木工用の速乾ボンドのみ使いました。

圧着は最後の裏板を接着するときに、写真の治具で締め付けました。


PST適用のFE166enと音質比較をしました。

PST適用のFE166enの方が低音がでているものの、音楽はフィルターを通したような音に聴こえます。

対してFE83enは明瞭度、鮮度が高い音です。

低音は前回よりは圧倒的に低い周波数まで再生しているのですが、レベルが少し不足していました。


DSCN0822.JPGそこで壁にぴったりとエンクロージャーの背を付けました。

低音が出るようになりました。

FEシリーズ特有の繊細さと切れの良さあり、低音も低いほうまで分解能が高く快感に結びつきます。

聞いていて気持ちが良い音です。

吸音材は入れなくても箱なりはありませんでした。

しばらく使いこむとますます良い方向に行くのは間違いないでしょう。


試聴結果です。

全体的な曲の周波数帯域をカバーしているので、ボブジェームスのスパンキーが曲になっています。

音質は、バックロードホーンの音ですね。

松任谷由美の「命の花」のドラム太鼓の音も迫力を伴ってでてきます。


Shaiが鑑賞モードで聴けるのはすごいです。

極一部のエレキベースの超低音のみ聞けませんが、これは無いものねだりでしょう。

音道長さ3mでやっとFE83enが本領を発揮してきました。


エンクロージャーの内径寸法は50×243×356で容積は12リットルほどです。

この中に、音道を構成する5.5TtのMDFがエンクロージャー1本あたり1/2枚はいっています。

小型でも、持った感じは重いてごたえがあります。

ほとんどの曲が鑑賞モードに入れるので、ひとまずPCスピーカーはこれで決まりです。

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