音道長3.2mのFF125K

   

手持ちのFE86Enは音道3mで低域もでるPC用スピーカーとして、
FE166Enはバスレフ+PSTでアンルイスの六本木心中の再生にぴったりのスピーカーとして愛用品となりました。

FE166Enはバスレフ+PSTはもちろんアンルイスだけでなくどのようなボーカル曲の再生にも優れた能力を発揮するものです。

ボーカルでいえばFE86Enの再生音は一段と繊細なので郷ひろみの再生にはぴったりでした。


手元にはまだ生かしきれていないスピーカーがあります。

FOSTEXのFF125Kです。

「長岡鉄男のオリジナルスピーカー設計術」にはFF125Kの使用事例としてD-126(スパイラルホーン 外形寸法350×634×163)、D-111(スパイラルホーン 外形寸法 550×470×180)等が掲載されています。

記事によると低域の再生能力は大きいようです。

FF125Kのマグネット重量は420gもあり、Q0は0.25能率は92DBで、完全にバックロードホーン向きのスピーカーといえます。

たまたまイケアのアウトレットで松集成材の棚板が安く入手できたのでこれを使ってスパイラルホーンを作ることにしました。

外形寸法は、棚板の寸法に合わせて382×500×236にしました。

D126やD111より外形の縦横が小さくなったので横幅を広げて音道の断面積は確保するようにします。
コンパクトながら音道の長さは3.2m取りました。


音道の構成材は厚み9mmの合板です。

例によってカインズホームで入手して横幅200mmにすべてカットしてもらいました。

バッフルに使う松集成材のカットは自分でやりました。



DSCN0877.JPG写真は組み立て途中の音道です。

試聴結果ですが、全体に開放的な音質です。

FEシリーズに比較すると、荒々しさを感じます

低域は十分に確保されていますが、ゆったりとしています。

ボーカルがFEシリーズのようにいまひとつ凝縮しません。

エージングに時間をかけるとこなれるかもしれません。


DSCN0881.JPGFF125Kの後継機種としては似たよな名称としてFF125WKがあります。

マグネット重量388g、Q0は0.42、能率は89DBでバスレフ向きのユニットになっています。

むしろFE126Enの方がFF125Kに近く、よりすぐれている数値です。

マグネット重量440g、Q0は0.3、能率は93DBあります。

価格は4980円です。


今回の自作エンクロージャーをFE126Enでも鳴らしてみたいものです。

もう少し低音のパンチ力がでて繊細なボーカルになると思います。

それまでFF125Kのエージングを継続していきます。



ちなみにイケアのアウトレットで入手した松集製剤の棚板は500×800×18mmで1枚あたり250円でした。

中国製と書いた紙がはってありましたが平面度は優れていました。

カインズの9mmベニヤサプロク合板は1450円でした。

エンクロージャーの材料代は2000円ほどで超ローコストで製作できました。

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