身近にあった高音質なポアタン

   

ビスパやnabeさんの名前を知っているなら結構自作をされている方でしょうか。

私はnabeさんの記事を参考にディスクリートヘッドホンアンプを自作したり、キットをビスパから買って組み立てたりしていました。

最近までヘッドホンアンプで一番音が良いと思い使ってきたのがnabeさんの設計のFETディスクリートヘッドホンアンプです。

気に入った理由は単純で信号増幅回路上にある部品はボリュームとFETだけのシンプル極まりないアンプであるところです。

単純なほど音が良いという思い込みもありましたが、事実音は良かったのですが、ノイズ的にはどうだったのでしょうか。


先日、ハイレゾとCDの比較試聴のときに、ヘッドホンアンプも比較試聴しました。

このFETディスクリートのヘッドホンアンプの音質を超えるヘッドホンアンプがありました。

ビスパから購入したキットでした。

nabeさんの雑記帳2008年9月4日の記事に「高品質な低電圧ヘッドホンアンプ」という題名で掲載されているヘッドホンアンプです。

FETのディスコンに伴い設計製作されたものです。

ICとダイヤモンドバッファ回路の組み合わせで使用する部品が吟味されています。


ICは高精度・ローノイズオペアンプLME49721MAです。

極めて低い電圧ノイズ密度(4nV/√Hz)と事実上歪み0のTHD+N(0.00008%)の特性を持っています。

バッファ回路のトランジスタはローノイズ版の2SA1015L/2SC1815Lです。

電源コンデンサは2.5V2700μFのOSコンです。


使われている部品からもお分かりでしょうが、極めて低ノイズのアンプなのです。

最近はノイズ対策の重要性が認識されてきています。

メーカー品でバランス出力が多くなってきているのもノイズ対策には有利です。


この「高品質な低電圧ヘッドホンアンプ」は情報量、低域の再生能力、音源の分離等申し分ありません。

金田式ヘッドホンアンの再生能力もすぐれているのですが、こちらのアンプの再生音は少し太めの音質です。

先日、低域再生能力が優れているWM8741DACで音楽を聴いていました。

突然地鳴り音と振動を感知しました。(ヘッドホンなのにです)

思わずそばにいた娘に「地震か?」と確認してしまいました。


地震はありませんでした。

聴いていた音楽が原因です。

地鳴りのような低域と椅子で姿勢を変えたのが勘違いの原因だったのです。

このヘッドホンアンプは低域だけでなく、全帯域にわたりノイズ感なく再生する優れたヘッドホンアンプです。


それでも現在は進化版のVer.3キットが9800円でビスパから販売されています。

それだけでなく、マイナーと思っていたビスパのポアタンがヨドバシカメラで販売されています。

これには驚きましたが、オーディオを知り尽くした会社なのでおそらく音質は良いものと思われます。


ヨドバシカメラで売られていたビスパのdac

商品名 BSP-PDAC-03B

概要 ポータブルヘッドホンアンプ(単4電池4本駆動)

メーカー Bispa

メーカー型番 BSP-PDAC-03B 39,800円

どちらのポアタンの音も聴きたいのですが、まだ私は聴いておりません。

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