USBノイズフィルターの効果

      2016/04/23

2015年1月号Stereo誌ではES-OT4というUSBノイズフィルターが付録でした。 

ノーマルモードとコモンモードそれぞれにフィルター回路が設けられています。

更に外部から5V1Aの直流電源を給電できる端子がついています。


この電源端子からの外部給電がこの機器のポイントでした。


USBノイズフィルターを最高性能DACで聴く

私の現在のDACはDAC-MP1です。


DAC-MP1 DACは32bit DACチップ ESS9018を搭載しています。


ESS9018内部の8ch分のDACを左右に4個ずつに分けて、並列駆動できるのです。


DAC-MP1 DACはESSチップ用にディスクリート構成の電源がなんと4つ搭載されている贅沢なつくりです。


性能はすばらしく私の昔のアナログ装置よりもきれいな音質で情報量も多く、満足の再生でした。


このDACであれば微細な音の変化は必ず聞き取ることができるでしょう。


ES-OT4 USBノイズフィルターをパソコンとRUDD24 DDCの間に挿入しました。



 

試聴機器の構成

Windows7 PC →ES-OT4ノイズフィルター → RUDD24 DDC → DAC-MP1 DAC →DENON 390RE →20cmフルレンジスピーカー


Boz ScaggsのHard TimesをCDからリッピングしたWaveファイルで聴きました。


ふと、ES-OT4 USBノイズフィルターに5Vの給電端子が付いていることに気がつき、乾電池で5Vを給電してみました。


こうすることで、パソコンから電源に乗ってくるノイズを遮断できるわけです。


乾電池は2種もっています。

一つは充電乾電池のeneloopです。

エネループの電圧は1.2Vですから4本直列で5V電源としています。

もう一つはアルカリ電池です。

こちらは電圧が1.5Vですが、新品の時は1.6V以上あります。

これを3本直列にして5V電源としています。

両方とも交換しながら使っていますが音質の変化はないようです。


USBノイズフィルター外部給電の試聴結果

もう一度Boz ScaggsのHard Timesを頭から再生しました。


はあ? 音質も、微細音の伸びも、低域の力強さもガラッと変わっていました。


ようやくBoz ScaggsのHard Timesを真に満足できる音質で聴けた思いがしました。


それから、とっかえひっかえWave ファイルを聴きました。


明らかに最低域の再生周波数が低いほうに伸びています。


しかもアタック感と分解能を伴っています。


音質もとげとげしさが消えて、ノイズ感が更に消えていました。


320kbpsインターネットラジオの再生音も同様の改善がされていました。


このノイズフィルターは3000円のステレオ誌の付録なのにすごい性能です。


ただ良質な5Vを給電端子から給電し、周りの機器を固めない限りその性能のすごさには気がつかないでしょう。

 - DAC, ノイズ対策