スタガードバスレフBS-17・1の製作

      2016/04/08

ガッツのある低音が欲しいといのが私のオーディオへの望みです。
私がいままで一番ガッツのある低音はトリオのLS-1000でした。
低音に硬い芯と分厚さを感じさせる低音でした。

低音はよく出るけれども「ボワーン」と音を引くような柔らかい低音は好みません。
今回製作するBS-17・1は故 長岡鉄男が設計したものです。
FE103enが方チャンネル2個使うのですが、口径10cmのチューニングを変えたバスレフということなので、低い周波数の再生はあまり欲張れませんが、情報量の多い硬めの低音を予想しています。

スタガード接続とは種類の違うユニットを並列に並べることで、特性をフラットに持ってゆく方式のことです。
BS-17・1では上下のエンロージュアの容量とスリットダクトの長さを変えてfdを70Hzと77Hzに設定しています。
2003年に長岡鉄男のオリジナル・スピーカー設計術⑤こんなスピーカー見たことない「制作実践編」という本を参考に製作しました。
この本には製作したスピーカーの試聴記も掲載されています。

・分厚い音。常に分厚い低音がでてる。
・ボーカルの温度感も相当「熱い」と思った。
・このサイズでよくこれだけ分厚い低音が出てると思う。

そこそこの低音がでているようなので製作してみることにしました。
エンクロージャーの材料は15mm厚サブロク合板を使いました。
カットは購入したホームセンターにお願いしました。
カット図はあらかじめ描いておいて、直線カットはすべてお願いしました。
ワンカット50円でしたが、精度よくカットしてくれたので組み立てに支障は皆無でした。
スタガードエンクロージャ
フルレンジにはネットワークは入れず、ツィータを逆相で接続して1.0μFで低域をカットしています。
フルレンジFE103en 2個とツィータはFT28Dの接続は並列なので、抵抗値は2.7Ωほどになります。
私の小さなアンプAL-202Hで全く問題は生じなく再生できました。

このスピーカーを製作する前はホステックスFW168ウーハーとFT28Dツィータの2wayバスレフを聴いました。
FW168は16cmウーハーなので結構中低域は分厚い音なのですが、フルレンジに比較すると音に締まりがなく感じられます。
そこが今回FE103en 2個によるスタガードバスレフを製作の動機になったのです。

DSCN0588
まだエージング中ですが、フルレンジによるスタガードバスレフはかなりしまった音になりました。
低域の周波数はさすがにFW168ウーハーの再生域には及びませんが、音に芯というか硬さがあるので迫力を感じます。
情報量も十分で音像の定位はこちらの方が明確のようです。
しばらくエージングを続けてみて変化を追跡してみます。





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