バックロードホーンD-55性能と大きさ

      2016/04/27

フォステックスの20cmフルレンジスピーカーにFEシリーズがあります。

FEシリーズのマグネットが強化される都度、長岡さんのバークロードホーンから再生される音質は向上しました。

「長岡鉄夫のオリジナルスピーカー設計術 図面集変Ⅰ」によると

FE206SあるいはFE208Sを使ったバックロードホーンD-55は40Hzまでフラットです。

外形寸法は444W×921H×561D 合板は21Tの910×1820を5枚使います。

1820×910mmのサブロク板で1kg×厚みといわれているのでエンロージャーの重量は2個で110KGです。

ともかく、でかくて重い。

一般家庭の部屋にこれを持ち込むのには躊躇する代物です。

しかしながら長岡さんの評価があまりにも高かったので欲しくなりました。

何しろ「音が生きている」というのです。

「再生という言葉が、生命の復活、蘇りを意味するのであれば、D-55こそ再生機であろう。」

フォステックスのFE208Sの性能
私はスピーカーのマグネットは強力なほど、音は強靭になり生きてくると思っています。

FE208Sのマグネットの磁束密度は17500ガウスです。

フェライトの磁束密度の上限は21000ガウスとかいわれてます。その磁石の重量が1821gです。

ドライバの鉄の部分をこのスピーカーの磁石に何度か吸着させてしまいましたが、引きはがすのにすごい苦労するほどでした。

この磁力の強さは生まれて初めて経験するものでした。

この磁力がコーンの振動を生み出す基礎になるわけです。
A5B9A5D4A1BCA5ABA1BC2 FE208Superの磁束密度 17500ガウス
最低共振周波数 45Hz
再生周波数帯域 f0~20kHz
出力音圧レベル  98dB
M0 12g
Q0 0.18
マグネット重量 1,821g
総重量 5.5kg

当時価格は1本25000円でした。
バックロードホーンD-55の製作と大きさ
長岡鉄男の設計になるエンクロージャーは 外形寸法は444W×921H×561D 。

合板は21Tの910×1820を5枚使います。

この強力なマグネットを有するスピーカーを生かすためにエンクロージャーも奢ることにしました。

近所の材木屋に足を運び幅45cm厚み35mmのスブルース板を大量に入手しました。

幅が足りないので板材を集成接着し、幅広の板材を作ってから、ボックスの組み立てをしていきました。

途中あまりに大変な作業なので後悔しましたが、スブルースの購入費だけで5万円もかけたので前進あるのみでコツコツと進みました。

結局完成に半年ほどかかりましたが、集成した材料を置く場所とかある程度広いスペースがあったのでなんとかなりました。

完成したスピーカーボックスは重くて一人では持ち運びできないほどでした。

エンクロージャーとスピーカの合計重量は計算すると90KG/個を超えました。

30代の頃とはいえ庭から良く2階に運びこめたなと思います。

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