ビクターMCL1000カートリッジ

   

1990年ごろにFE208SのバックロードホーンD-55を作りましたがその情報量と解像度には驚きました。
このスピーカーの性能を十分に発揮させる必要性も感じました。
まず音の入り口であるプレイヤーシステムのグレードを上げることにしました。
長岡鉄男さんが好んで使ったカートリッジはビクターMCL1000でした。
価格が85000円のMCカードリッジです。
針先にマイクロコイルがついているのです。
同時にアームもスタックスのUA-90Nというカーボンファイバー製の物にしました。
価格98,000円です。
プレーヤーはテクニクスの SP-10MKⅡAです。
プレイヤーベースは自作しまた。
厚さ4.5mmのステンレス鋼板と木材合板を積層したので重量が40kg超えになりました。
ステンレス板は鉄鋼屋さんでくり抜き加工してもらいました。
イコライザーアンプはラックスのE06αです。
このプレイヤーシステムはD-55の性能を十分に発揮させる解像度をだしてくれました。
このMCL1000ですがガラス細工みたいに針先が壊れやいので神経を使いました。
ボディはジュラルミン削りだしの剛性体、マイクロコイルが針先の真上に配置されていてそこからのコイル線が断線するのです。
レコードの埃が針先に付着するので、強くブラッシングしたときに断線。
強力な磁石に鉄製の針圧計が吸着してしまって断線。
アームの操作ミスによる断線等々泣かされました。
修理に出しましたが戻ってくるのに長期間要しました。
MCL1000は針先とコイルが一体で振動するので情報量やキレがすごかったです。
D-55パックロードホーンの低音の切れを確保するためにはMCL1000は必要なものでした。
div style="text-align:right;">目次に戻る

 - プレイヤー