D-55の低音

   

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D-55はFE208スーパーによるバックロードホーンです。
故長岡さんはメーカーで作るとしたら30万円以上の価格になるだろうとSTEREO誌でかかれていました。
カネコ木工さんのホームページを見ていただくと、バックロードホーンの塗装込みの価格がでています。
私がD-55のエンクロージャーを製作するために材木屋さんでスプルース38mm単版を購入したときの価格は50,000円ほどでした。
これに塗装費、人件費を上乗せしていくと1本30万円以上の価格も納得させられます。
この価格帯のメーカー品はJBLのS4700は38cm3ウェイで、価格40万円台で販売されています。
スピーカーD-55と相性がよかったのは、ミルバがヴァンゲリスと共演したアルバム「夢のひととき」の中の一曲新・カルメンです。
そして「ニューヨークのピアソラ」の中の天使のミロンガです。
これらの曲の背後に響いていた深く強い低音は気持ちが良かったです。
shaiのアルバム「If I Ever Fall In Love」の中の同名曲IF I EVER FALL IN LOVE低音も力強く且つ分解能高く再生してくるのでこれまた超気持ちが良かったのです。
低域は30Hz付近まで再生していたと思われます。
ただ苦労して製作したD-55の最初の低音スカスカでした。
電源対策、プレイヤーやプリアンプやメインアンプ等をグレードアップする中で低音の再生が満足できるレベルになれました。
晩年は逆にD-55の低音が気に入って、どのアルバムも低音ばかり聴いていました。
そここまで行くのに5年要しました。
とても高能率なスピーカーだったので3Vで駆動する自作乾電池アンプでもすごい低音を再生してくれました。



このエンクロージャーはもちろん自作。厚さ40mmのスプルーフを市内の材木屋で求めた。
エンクロージャー2台分購入した材料費は5万円近くかかった。
重量も1台あたり40kgにもなり移動するのに難儀した。

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