コンパクトなガッツ低音スピーカー

   

10f20f表.JPG10f20f.JPG20fff.JPG

メーカー品種 マグネット重量g能率 DbQ0F0 Hz
FostexFE103En193890.3383
FostexFE108EΣ40090 0.377
FostexFF125WK388890.4267
FostexFF105WK340880.4175
FostexM100HR-W63385.5 0.472
FostexFW108N500860.2655
FostexFF125K420920.2570
FostexFE126En440930.383
FostexP1000K120880.5382
テクニクス10F10 – 900.4970
テクニクス10F20440920.3555
ガッツのある低音、分厚い低音を再生するスピーカーを作ろうと思って物置に保管しているユニットを点検がてら出してみました。

なんとテクにクス10F20のウェッジがぼろぼろになっていました。

このスピーカーはデザインは最低ですが、ガッツのある低音を再生してくれて気に入っていました。

10cmフルレンジなのですが マグネット重量は440gもあります。

FostexのFE108EΣでさえマグネット重量は400gなのにです。

能率も2DBも高く、それでいてF0は55Hzと低く大変優秀なスペックでした。

残念ながらメーカーは既に生産をやめているようです。


当時これに匹敵するユニットとなるとFF125kでした。

マグネッと重量、能率がほぼ同じです。

デザインも白の振動板でフレームは銀色で美しいものがあります。

Q0が0.25と大変低いのでバックロードホーンで真価を発揮するタイプです。


保管されていた2個とも無傷でした。

このユニットも既に生産中止になっています。

後釜はFF125WKかFE126Enあたりが候補になるでしょうか。

スペックを比較するとFE126Enの方がマグネットが大きく、能率が高く、Q0も低くなっています。

バックロードホーンに入れるガッツのある低音を再生してくれそうです。


トリオのLS-1000は3ウェイバスレフでウーハーは放射状にりぶがついた28cmバスレフでした。

再生される低音は分厚く重く迫力満点でした。

といってドラム缶で響くようなボーンボーンという低音では決してありません。

制動力のもとでコントロールされている中で分厚い音を再生していました。

小口径で分厚い低音といえば長岡鉄男さんの設計になるBS-17があります。

(長岡さん自身が分厚い低音と評した記憶があるのですが、その書籍がなんだったのか忘れてしまいました。)

一ユニットあたり2個のFE-103をエンクロージャー内部でし切って縦に配置します。

それぞれバスレフのチューニングをずらしてあります。


マトリックススピーカーMX-1も中央にFE-103を縦に2個配置します。

当時これを製作して試聴し、10cmフルレンジから分厚い低音がでることに驚きました。

バックロードホーンはいくつか製作してきましたが、再生される低域は分厚いものはありません。

軽々とどこまでも低い周波数を再生してくる感じです。


小型のスピーカーで分厚いガッツの感じられる低音を出すには、縦に配置してバスレフチューニングをづらすのが良いのではないかと思いました。

バスレフで使えるスピーカーということになると、あまりQ0の低いものは使えません。

FF105W,FF125W,P1000Kあたりになります。

さらにガッツのある低音ということになると駆動力が大きいFF125WKになると思います。


金属キャップ付きのユニットはサシスセソの強調感が強いと思われるときもあります。

ボーカル主体に聴く人はFE-103あるいはP1000Kあたりが良いと思われます。

 - スピーカー