低音自由自在の補正回路

      2019/07/13

オーディオの再生において密閉型のエンクロージャーで豊かな低音を再生する方法があります。

ラジオ技術2003年の7月号に掲載された巴波氏考案の低域補正回路です。


これはf0を1/3にQを0.5に下げる低域補正用簡易イコライザーで、片チャンネルあたり3個のコンデンサーと4個の抵抗から構成されます。

ノッチフィルターで低域共振をとり、さらにローブストします。

うまくいくと口径5cmクラスでも50Hzを出せることが確認されています。

★★低域補正回路の設計

スピーカーシステムの密閉型にしたときのF0とQ0を知ることが補正回路を設計するための前提条件となります。

大方のスピーカーはバスレフ型ですから、ダクトをふさいで密閉型にしたときは

F0は共振点はの谷と高いほうの山の間くらいです。

Q0は普及機が1.0~1.5、高級機が0.7~1.0位とします。

それとスピーカーの振幅が大きくとれる必要があります。

スピーカーの音圧をフラットにした状態で周波数を半分にすると

振幅は4倍必要になります。

無題 1

回路図は超簡単で写真のように基盤を利用して配線しました。

効果はジェンセンのJA5-30バスレフで確認しました。

バスレフのポートを粘土で塞いで密閉型エンクロージャーに変えてしまってから試聴しました。

みごとに低音域が下に伸びました。

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