高音質なマトリックススピーカーMX-1

      2017/02/10

maxresdefault故長岡氏が夢の中に出てきてそれにインスパイアされて創作したというマトリックススピーカーMX-1は、とても高音質なオーディオスピーカです。

高音質というのは

・情報量が多い

・分厚い素敵な低音を出す

という二つの意味があります。

MX-1という長岡式のマトリックススピーカーは4個のfostexのフルレンジスピーカーfe103をコンパクトに配置して、差信号を強調して再生されるようになっています。

差信号というのは「右信号-左信号」と「左信号-右信号」です。

これによって反射音などが強調されるので楽器の低位が明確になる、会場の広さが良く表現されるという効果がでてきます。

それゆえ、一個のスピーカーエンクロージャーなのにステレオで音像定位が明確な再生ができるのです。


長岡氏はMX-1から始まりMX-20ぐらいまで発表されました。

私は最初は10cmフルレンジのMX-1を製作しました。

高音質な再生音が気に入り、20cmフルレンジスピーカーを4個使用するマトリックススピーカーまで製作しました。

比較するとコンパクトなMX-1が省スペースで高音質でその音質が気に入ったこともあり、

長らく愛用していました。


このスピーカーはソースと再生装置がシンプルな作りであると音場が広がるといった高評価が多いですね。



録音方式はワンポイント録音が一番音場感が良くでると言われています。 


図面は「長岡鉄夫のスピーカー工作全図面集」のp299に掲載されています。


1987年の出版なので現在は中古本の入手しかできないようです。


図書館に置かれている場合が多いのでこちらが近道かも知れません。


16ΩのFE103を4個使います。左右のスピーカーには(R-L)(L-R)の差信号を入力します。


ボックス容積は13.6Lで、外形50φ長さ65mmのダクトが付くバスレフです。


マトリックススピーカ再生に適したアンプDENONのアンプPMA390RE

故長岡氏は特にコストパフォーマンスが良いDENONのアンプPMA390による再生で良好な音場再生ができるとされていました。


現在はPMA-390REとなりいまだ人気商品としてDENONから販売されています。


PMA-390REは音声信号回路にコンデンサーが入っていないので、増幅された音声信号はストレートスルーで出力されます。

更にスピーカ出力端子が2段になっているのでバイワイヤー、またはバイワイヤリング接続ができます。

これはスピーカーの再生音の高音質化に驚くほどの効果があります。


PMA-390REメーカー希望価格は52000円ですが、実売価格は30,000円ほどです。

低価格ですが家庭で聞くには十分な高音質アンプです。

PMA-390シリーズがロングランな理由がわかります。

私の最近使用するアンプはもっぱらこのPMA-390REです。
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DENONのアンプPMA-390REで再生するマトリックススピーカーMX-1の音


マトリックススピーカーMX-1の最大の売りは音が美しいことにあると思っています。


特にクリアな中高音と分厚い低音が気に入っています。


紙コーンのFE103からどうしてこんな分厚い低音がでるのかなと思ってしまいます。

もちろん10cmフルレンジですから超低域の再生はできませんが、

音楽を楽しむには十分な再生能力を持っています。

このスピーカーを再生すると とたんに無言になって聴き惚れるひとが多いのです。


ガッツがあり、情報量が豊富で明るくて、気持ちのよい音を再生してくれます。


比較的コンパクトなので携帯オーディオ機器の再生スピーカーとしては使い勝手が良いと思います。

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