激変したヘッドホンアンプ

   

ヘッドホンはスピーカーより音がいいと思っています。
最近またヘッドホンアンプを製作しました。
過去製作したヘッドホンアンプのなかではたった一石のエミッタフォロアのヘッドホンアンプの音が最高でした。
今回のアンプは以前、作ったものと全く同じ回路で、線材とコンデンサーとボリュームを変えただけです。
ボリュームは改悪で東京光音の2CP601からメーカー不明の一個100円のものに変更しました。
価格は1/19。(10kΩから500Ωへ変更)
入力側カップリングコンデンサーはブラックゲートからOSCONに変更しました。
出力側は日ケミのLXZからニチコンMUSEのBPに変更しました。
配線材はOFCの11芯から47研究所の0.4mm単線に変更しました。
後で知ったことだけどOS-CONはメーカーのサイトでカップリング回路には使用禁止とされているけど、後の祭りです。
単なる分解・組立屋の私はそんなことちっとも気にしないのです。
メーカーのサイトから
OS-CON特に注意する事項【最重要】.
1. 使用禁止回路.
(a) OS-CONの漏れ電流は、下記の使用時に増加することがあります。.
(1) はんだ付け時。.
(2) 高温無負荷、高温高湿無負荷、温度急変試験などの電圧が印加されない状態の時。 .
(b) 漏れ電流の増加などの理由から下記の回路では不具合が予測されますので使用を禁止します。.
(1) 高インピーダンス回路.
(2) カップリング回路.
(3) 時定数回路.
(4) 漏れ電流が大きく影響する回路.
トランジスタは2SD1411のFE110で前回と同じ。
ところがこれで音は激変。
・低音の最低域側の分解能が向上
・間接音の分解能が向上して残響音が聞き取れるようになりました。
 結果として演奏空間の大きさがみえるようになりました。
・シンバル等の高音の音量がアップして分解能もいいです。
いつまでも、聞いていたい音になったので、CDプレイヤーとCDをとっかえひっかえ聴いてしまいました。
プレイヤーやソフトのグレードの差を瞬時に明確判別できる音に変化していました。
(少し元気すぎの音の感はありますが)
もっか何が原因なのか不明なのが悩みの種です。
(すべてOSコンデンサをカップリング回路に使ったせいであると思っています。)
そのOSコンは廃盤になり残念ながら2011年に生産中止になりました。
後継のSPECシリーズは まだ生産されているようです。
SEPCコンデンサーは、高い電圧定格のものが無く、最大で16Vになっています。
メーカー名もサンヨーから今はパナソニックに変わっています。
OS・CONの音質が良いのは電解質を固体にしている点にあるようです。
一方アルミ電解コンデンサの電解質は液体なのです。
ただ一つの欠点はアルミ電解コンデンサと比較して酸化皮膜の修復能力が劣るという点です。
落下や圧迫等の衝撃を与えないようにしなければなりません。
半田づけ時の加熱と冷却による皮膜の収縮は、酸化皮膜に微細なダメージを与えます。
半田づけ後は、長時間通電エージングが必要な場合があります。
100時間ほど直流電圧を掛けることで修復されるとされています。
カップリング回路での使用は禁止されているのはカップリング回路には主に信号しか流れないため、損傷を受けたままのOS-CONが直流カットの役割をきちんと果たせない可能性があるからともいわれています。
となると対策は、半田付け後に回路的に工夫しての100時間程度の直流印加をすれば良いのかもしれません。
あるいは対策グッズもあります。
はんだこての熱から部品を守るヒートクリップです。
狭いところにはL型が便利です。
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H-2SLは1Sと1Lがセットになっています
送料の方が高いですけどね。
     

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