トランジスタを聴き比べる

   

ヘッドホンアンプ説明.jpg一石で作るヘッドフォンアンプは部品構成が少ないので、部品の音質上の特徴が把握しやすいです。
今回は、トランジスタ交換可能な基板を作成し、トランジスタをとっかえひっかえ聴き比べしてみました。
写真のピンクの矢印の先トランジスタは交換可能になっています。
曲を聴いている最中に他のトランジスタと交換したりもしました。
最初は東芝の低周波電圧増幅用トランジスタの2SC1815です。
アンプのいろいろな製作記事で良く使われるトランジスタだけあって、価格も一個15円と安いものです。
スペックを見るとICが150mAと少なくて駆動力の不足による音の歪が気になりました。
2SC1815 東芝の低周波電圧増幅用トランジスタの仕様 
VCB0 60V
VCEO 50V
VEBO 5V
IC 150mA
IB50mA
PC400mW
hfe 450(使用したトランジスタの測定値)
文字正面から見て左からECBの配置
回路図トランジスタ.jpg
ようやく回路図を載せることができました。
試聴結果
ボリュームを12時以上上げると低音に歪が出る場合があります。
それ以下の音量で聴く場合は透明感高く、良い音で聴けます。
低音の再生帯域も十分最低域まで再生しているが、音量をあげると歪がでるのが難点です。
松任谷由美    砂の惑星 
Steve Kuhn Trio  Sunny  
shai IF I EVER FALL IN LOVE、Flava
これらの曲で主にベースの低域の再生能力を確認しました。
強烈なベースが最低域まで延びている曲です。
結局2SC1815では駆動力が不足してこの低域の躍動感を楽しめないことがわかりました。
ただ2SC1815には透明感や静寂感(ノイズのなさ)があります。

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